早いことでもう6年も経ちますが、2011年3月11日東日本大震災が起こったことを覚えているでしょうか。月日が経ち意識が薄れてしまう人も中にはいると思いますが、決して忘れてはいけなく、いつ当事者になってもおかしくないため防災対策はきちんとする必要があります。忘れないよう注意喚起も兼ねて販促品で防災グッズを使うのもいいのではないでしょうか。

防災対策をしない人する人の理由

防災対策をきちんとする人は、阪神淡路大震災や東日本大震災を経験し震災の恐ろしさを体験した方。テレビやYoutubeで映像を見て恐くなった方。非常食のサンプル品を貰い自分に備えがない事に気づいた等、震災や防災に触れる事で意識する人が多くなりました。
では反対に防災対策をしない人の理由はなんでしょうか。面倒くさい。部屋に荷物を増やしたくない。予算がない。被災時に家にいるとは限らない等の危機感の薄い回答が多いようです。
子供が産まれた。結婚して守りたい人ができた時に、防災グッズを揃えるのを理由にあげる人がいるように、守る人がいない等の理由で準備しないという人もいるようです。

そして、一番多いのは、「しない人」「する人」ではなく、「しようと思ってるが行っていない」という人で、その理由が楽天やAmazonで見てはいるけど、結局何を揃えていいか分からないという答えが多いようです。

あってよかった防災グッズ

一番最初に思い浮かぶのは、生きる為に必要となる食料や飲料ではないでしょうか。
その次に必要なものは何か考えて用意するうちにリュックがパンパンで入らないなんて人も多く、困ってしまいますよね。最低限に抑えるのは難しい為、実際に被災した人の意見を取り入れ、本当に必要なものを参考にしてみてはいかがでしょう。

被災した方があってよかったものを、いくつかあげてみましょう。
被災直後は停電も多く、瓦礫が崩れた影響で埃が舞い視界も悪くなり怪我の可能性があり、暗いと精神的にも不安になってしまう為「明かり」となる懐中電灯やランタンは必要。また、仮設トイレは明かりのないところも多く、明かりがあり助かったとの声もあります。
他には、避難場所では中に入りきれず、外で寝ることもあった為毛布代わりになるもの、お風呂に入れない事も多く洗顔シートや除菌シートで体を拭いたり、新しい下着に替えたりと衛生面で必要となる物を用意しておきたいですね。そして、怪我したときの救急箱。整理された情報を得ることのできるラジオは、いつの時代にも必要なものとされています。

電気も明かりも携帯があれば大丈夫と思う方は、バッテリーが切れることで明かりも情報も失う事に繋がりますので危険です。しっかり電源チャージが出来る方法を考えなければいけませんが、断線により電気の供給がされない場合は、八方ふさがりになる事を、改めて考えておきましょう。

最後に

防災関連の販促品を配ることにより、防災への意識を向ける事や防災グッズを揃えるきっかけを作ることができ、結果的に被害を最低限に抑える役割にも繋がります。
そして、何を揃えていいか分からない人は、防災グッズセットやエマージェンシーボトルなど、最小・最低限の物だとしても、購入することで気持ちの支えにもなるでしょう。また、人命救助にもなる防災関連グッズは販促品としてだけでなく、社内に設置することでいつ何時にも備えておくことが望ましく思えます。