国の信用も付加された法定 通貨「アロハコイン」

 

今月10日に世界最大の先物取引所CBOEは、米国初のビットコイン先物取引を上場しました。
さらに、18日には世界屈指のデリバティブ取引所運営会社CMEグループもビットコイン先物取引を開始しました。代表的な仮想通貨のピントコインですが、年初来の上昇率が1500%を超えました仮想通貨ブームの到来により、仮想通貨は2000種類以上に拡大しており、なんとハワイでは「アロハコイン」という仮想通貨が世界で初めて国家の法定通貨として取り扱われるようになりました。
インターネット上のお金である仮想通貨が、円やドル、ユーロ、ポンドなどのように使用されるということです。 年間780万人の観光客が訪れるハワイの中に、米国から独立主権国家となった「ランドオブ アロハ」という国があり ます。その国の通貨としてアロハコインは使用されていま す。ランド・オブ·アロハはオアフ島にあり、100年以上米国に統治されていましたが、1993年のクリントン政権時に米国から独立し、ハワイ独立自治国として誕生しました。
そのような背景から、カメハメハ大王7代目末裔のパンピー元首がバックアップし、使えば使うだけネイティブハワイアンの復興に繋がるアロハコインを2016年6月に開発しました。
ランドオブアロハは、一度は失われかけたネイティブハワイアンの国の復興を目指し、新たな国境となるゲート作成やホヌリゾートという自然派リゾートの建設、プロトン水を利用した抗酸化水型農業のアロハ農業を新たにスタートさせたりと、様々なことに取り組んでいます。
アロハコインの取り扱い店舗は現在日本で1000店舗、ハワイでも200店舗程に拡大しており、米国、日本、中国、韓国でも特許を取得済みです。また、ビットコインにはないPOSマイニングが 採用されています。これは仮想通貨を持てば持つほど多くの報酬が貰える仕組みで、アロハコインの場合はこれにより年利8%となるそうです。アロハコインは来年に市場公開、上場される予定です。
仮想通貨とはブロックチェーンの暗号技術によって信用が生じる通貨ですが、アロハコインは国の信用も付加された法定 通貨です。個人的には国の信用の付加はメリットにもデメリットにもなると思います。
市場公開までは1枚3000円で販 売されますが、ちょっと様子を見たいところです。 それよりも、仮想通貨と同様に一国が価値を保証するものではなく、1グラム約4900円(税込)で販売されている「金」はいかがでしょうか?仮想通貨人気の陰に隠れた感のある金 ですがバーチャルではなく手に取れ、有史以来不変の価値である金。株やビットコインよりも堅い資産だと思うのですが。