オリジナルで製作!ノベルティの基本

せっかくノベルティを作るなら贈る相手に喜んでもらいたいもの。

保管や使用、種類によっては食べたり飲んだりしてもらうのがノベルティの役目と言えます。

その目的は販促や日頃のお礼など様々ですが、贈った相手に喜ばれるのは企業や個人を問わず嬉しいものです。

喜ばれるノベルティって?その種類とは

一口にノベルティとは言っても、もちろん対象・目的によって求められているものや喜ばれるものは異なってきます。

この項では人気のノベルティの一部をご紹介します。

☆人気のノベルティ ・マグネットシート ・ショップバッグ ・クリアファイル ・ボールペン など ポスティングで配布されることの多いマグネットシートは安価で広範囲に配布できる効率的な販促品です。

水道工事や病院などいつかこの情報が必要になるかもしれないという手放しがたさやデザイン性の高さから保管されやすく、長期的な宣伝が可能です。

クリアファイルやボールペンは名入れなどで手軽に製作でき、多くの人が日常的に使用するため捨てられにくいという利点があります。

☆季節商材 ・うちわ ・マスク ・使い捨てカイロ ・カレンダー ・消しゴム など 街頭での配布や夏祭りなどでうちわを手に取った経験のある方は多いかと思います。

大きいと荷物になるというデメリットも小さなサイズのうちわや折り畳むことができる扇子の登場で解消され、その支持の根強さが窺えます。

また冬場や花粉の飛散する時期にはマスク、受験シーズンには予備校などの宣伝広告とともに入れられるものとして消しゴムを代表とした文房具が人気です。

季節商材は暑さ・寒さだけではなくその時期のイベントを考慮することでより一層手に取られやすく、ノベルティとしての効果が高まるというメリットを持っています。

☆お菓子類 ・プリントクッキー ・チョコレート ・キャンディ ・オリジナルラベル飲料 など 入学式や卒業式、バレンタインデーなどの華やかなイベントでは食べられるプリントの入ったクッキーや、パッケージにオリジナルデザインを入れたキャンディやチョコレートなどのお菓子類が好評です。

話題になり始めたのは最近ですが、お菓子ひとつにもクリエイティブな印象を与えられることから企業から個人まで広く好まれるノベルティとなっています。

また、最近では自社サイトで使用できるポイントや、メッセージアプリで使えるスタンプのダウンロードが可能になるQRコードを付与したデジタルノベルティも登場しています。

このように、日常で手に取るものから変わり種までノベルティの種類は様々です

オリジナルノベルティを作るには

製作するノベルティを考える際に重要な点は大きく分けると以下の3点になります。

ノベルティを渡す目的 どのような目的でノベルティを製作するかという理由は製作個数にも大きく関わる要の部分です。

集客や宣伝、商品購入のおまけやお礼など、目的によって必要な情報は変化します。

ノベルティ選びやデザイン制作で迷ったときは目的を再度分析してみるのもいいでしょう。

ノベルティを渡す対象 集客・宣伝効果を狙う場合、配布するターゲットをある程度見据えて製作する必要があります。

例えば年齢が20代と50代の場合では、一つのノベルティでも受け取った際の印象が異なる場合があるのでおそらくアプローチ方法が変わってくるでしょう。

年代だけでなく性差や配布時の状況などもノベルティ選びの大切なポイントになります。

配布・使用する時期 ノベルティを「いつ、どこで配布するのか」「いつ使ってほしいか」は重要なポイントとなります。

夏場はうちわや制汗シート、冬なら使い捨てカイロなど季節に沿ったノベルティは手に取られやすく喜ばれる傾向にあります。

そして、配布時には温度や湿度で傷みや変質が起こらないようにすることが重要です。

例えばチョコレートやクッキーなどのお菓子類はちょっとしたプレゼントやバレンタインデーのギフトとして人気ですが、真夏のような高温多湿では相性が悪いことが分かります。

日本は四季に加えて湿度がぐんと上がる梅雨があり、紙製品は強い日差しや湿度に敏感なので注意が必要です。

炎天下や雨の日に外で配布をする可能性があればOPP(ビニール袋)で包装するなどの配慮が喜ばれます。

初めてのオリジナルノベルティ製作

どんな種類のノベルティを作りたいか、そして作りたい内容が決まれば次は注文する場所を決めることになります。

うちわ1枚をとってもオリジナルで製作できる会社は多数あるので、たくさんあって決めにくいという場合にはサンプルを請求するのがおすすめです。

ノベルティ製作会社の多くは無料でサンプルを送付しています。

その際、到着までの対応や速さを判断材料として注文先を決めるのもいいでしょう。

例えば、お盆に開催される夏祭りで配るうちわを100本作るとします。

通常は必要な日から逆算して注文する日を決めることが多いですが、祝日や盆・正月などは配送時の混雑や注文先の会社の休業日で納期に遅れが生じる可能性があります。

必要な日が離れている場合は余裕を持って注文を行い、その際に配送指定日をつけるという方法がおすすめです。

製作したいグッズの種類や数にもよりますが、大量ロットや複雑な工程が必要なノベルティを検討している場合は注文を考えている会社にあらかじめ問い合わせておくと安心です。

デザインなどを全てオリジナルで製作するときに不安や抵抗感を覚える方もいらっしゃいますが、必要な画像や文章を入れるだけで製作できるものは多数あります。

データを作成できる人がいないという環境でもノベルティ製作は十分可能になりました。

インターネットで簡単にサンプルを取り寄せることもできるようになり、ノベルティ選びの幅は広がりつつあります。

オリジナルノベルティで新たなアプローチ方法を開拓してみましょう。