紀元前600年に磁石が発見された
ギリシアの地方のマグネスという羊飼いが持っていた鉱石が、鉄の杖を引きつけたことにより磁石が発見されるきっかけになりました。その後ギリシアの哲学者ターレスによって長い間磁石の力の解明が進められましたが、静電気の引力との違いを解明する事ができず、全容は不明のままでした。
その後西暦1600年にエリザベス女王の主治医であったイギリス人の医師ギルバートが、当時の船乗り達が、方位磁石を航海に使用していたことに目をつけ、磁石が北をさす時に、針が下がることを発見し、地球の中に巨大な磁石があり、引き寄せるている事を解明し、磁石論が制作されました。
磁石を熱すると吸着力が弱まることは以前から知られていましたが、フランスのキュリーは研究を進め、冷やしても磁力が回復せず、磁石が磁力を失う温度を発見しました。
日本で作られたマグネットシート
マグネットシートが登場したのは日本でした。のりや粘着剤などを使わなくても、鉄にくっついて、シート状で曲げることができることにより人気を博しました。
その後、裏面にテープを付けたもの、長尺のもの、多彩なカラーバリエーションなど、様々な派生機能をつけ、世界中に普及しました。
その後イギリスの研究者がプラスチック磁石を開発し、磁石の可能性を更に拡大させました。最近では、おもて面に好きなデザインを印刷し、広告媒体として利用されています。
